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▼1998年11月25日
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■AdobeのFrameMaker+SGMLの見解
AdobeのSGMLに対する見解が掲載されています。はっきりいって、FrameMaker+SGMLの話です。一番面倒なDTDは、スタイルシートの設定を読み込んで行なうようですね。でもデータベースからFrameMakerにデータを持ってくるときは、サポートツールがあるものの、C言語でプログラミングが必要なようです。
紹介記事
◎JAGAT 1998/11/24
アドビとSGML
http://www.jagat.or.jp/article/title/I810moj.htm
■印刷データ向けの大容量ネットサービス
大手の印刷会社や広告代理店等の間を高速でDTPデータをやり取り仕組みのようですね。バックボーンは2Mbpsでも端末からのアクセスは128kbpsなので、大容量のデータはまだちょっとばかり難しいように思います。
しかしいずれ通信でやり取りすることは増えてくるでしょう。どういう仕組みがスタンダードになるかは、何とも言えませんけどね。
紹介記事
◎日経Mac 1998/11
NTTとサイテックス、印刷向けネット・サービス
http://www.nikkeimac.com/hotnews/9811/net4dtp.hts
■画像と文字を見分けるOCFソフト
紙のドキュメントをそのままスキャンして、画像や線画の部分はスキャンしたビットマップのままで、文字の部分だけをOCRするもの。だいぶメモリを食いそうですね。まあでも、今のハードウェアであれは、このくらいの処理はそれほど負担ではないかもしれませんね。
もっともMacintosh版はないようです。
紹介記事
◎ASCII24 1998/11/19
ダイナラブ、紙文書をデジタル化するツール『DYNALAB Capture』を発売
http://www.ascii.co.jp/ascii24/issue/981119/soft07.html
■Illustrator8.0に透過処理を行なうプラグイン
eMediaweeklyの評価記事。Illustrator8.0でオブジェクトに透明効果をあたえるプラグインパレット。透明の設定ができるのは塗り設定のみに対してで、しかも複合パスされたものに対しては、透明度をあたえることはできないようです。
CorelDRAWでは「ストローク,グラデーション,ビットマップ」に対しても透明度処理が可能だそうですが、そのしたに「Illustrator独自のPostScriptコード用のルールから逸脱していない」という文章があるところをみると、PostScriptコードを逸脱せずに透明度処理を行なうのは難しいのかもしれません。
紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/11/19
Illustrator 8.0用のプラグイン
Hot Door Transparency 1.0
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9811/19/r_trans.html
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▼1998年11月17日
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■Adobe、ワープロユーザーにページメーカーを売る
なんとAdobeはワープロユーザー向けに、PageMaker6.5Jのキャンペーンを行なうそうです。対象は「Microsoft
Word、ジャストシステム一太郎、Lotus Word Pro、エルゴソフトEG WordのMacintosh版およびWindows版 全バージョンの正規ユーザ
」だそうです。
これって、ピシネス関係でパソコン使っているひとを全て対象にするということじゃん。3,000本限定で、特別価格45,000円、果たして売れ行きやいかに。
なりふり構わないマーケテンィグですが、いろいろやってみればいいと思いますね。そうすれば、ユーザーの本当の姿が見えてくるでしょうから。なりふり構わないけど、Adobeが変わろうしている一つの結果でしょうね。
Webページ
◎アドビシステムズ
ワープロソフトのユーザを対象にAdobe PageMaker 6.5Jを特別価格で提供
http://www.adobe.co.jp/whatsnew/pressrelease/9811/16PM.html
■Photoshopプラグインのマスキングソフト
シーボルトの東京で発表されたマスキングソフトKnockOutに対抗するマスキングソフトの評価記事です。KnockOutは単体のアプリケーションでしたが、Mask
ProはPhotoshopのプラグインソフトです。
結論を読むと、操作性と品質ではKnockOutの方がいい見たい。しかし当然価格も高いようで、手軽にそこそこでマスク処理するときは、Mask
Proの方がいいようです。
◆紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/11/13
プロ向けのマスキングプラグインMask Pro 2.0
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9811/13/r_painter.html
■電子透かしに関するインタビュー
電子透かしの講演を行なった(株)エム研、要素技術研究グループ、画像処理チームのリーダーである斎藤直哉氏という方に行なったインタビューです。
PDFにも透かしをいれることを考えているんですね。Photoshop4.0についていた有料のウォーターマーク(?だったけ)はどうなったんでしょうね。やっぱり有料では普及しなかったみたいですね。4.0のときは大々的に宣伝してましたけどね。
ガイナックスも使っているそうですね、この電子透かし。あんまり関係ないけど、それにしてもガイナックスは馬鹿だね。まあいいけど。
◆紹介記事
◎ASCII24 1998/11/13
電子透かしの最新動向〜エム研・斎藤直哉氏
http://www.ascii.co.jp/ascii24/issue/981113/keyp01.html
■アドビシステムズの日本法人社長交代のプレスリリース
アドビシステムズが社長交代の正式なプレスリリースを出しています。
◆紹介記事
◎アドビシステムズ 98/11/12
アドビシステムズ,新社長就任を発表
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9811/12/n_adobe.html
■アメリカでは好意的な評価のIllustrator 8.0
一足早くIllustrator8を使い始めたアメリカでの評価記事。
結構好意的な記事のようですね。日本語版が店頭に並ぶのは、27日ですが、わたしもそろそろバージョンアップを申し込もうと思っています。
◆紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/11/10
多くのユーザーが称賛するAdobe Illustrator 8
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9811/10/n_ai8.html
■クォークジャパン4.0本をWebで紹介する
QuarkXPress4.0関係のブックリストが、Quarkのページにのっています。もう既に13冊もあるんですね。凄いですね、この発行点数は。どのくらい売れてるんでしょうかねぇ。
◆Webページ
◎クォークジャパン
QuarkXPress4.0ブックリスト
http://www.quark.co.jp/booklist.html
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▼1998年11月11日
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■アドビシステムズの日本法人社長交代
Adobeの日本市場の売上比率は、なんと25%もあったんですね。その25%のうち40%の落ち込みというのは、Adobe全体で10%の売上ダウンということになり、それが98年第3四半期の決算に影響したということのようですね(という判断をサンノゼの本社はしたということでしょう)。
日本市場の売上が落ちたのは、不景気のせいだけではないでしょうから、それが日本法人の人事にまで及んだということでしょうか。
後任はアジア担当マネージングディレクターのJesse D. Young氏という人だそうです。
◆紹介記事
◎ASCII24 1998/11/06
アドビシステムズ、日本法人社長交代へ
http://www.ascii.co.jp/ascii24/issue/981106/keyp01.html
◎ASCII24 1998/11/09
アドビシステムズ、後任の社長決まる
http://www.ascii.co.jp/ascii24/issue/981109/keyp02.html
■Photoshop5.0.2へのアップデートの内容
デフォルトのカラースペースで問題のあった「sRGB」をやめて、カラープロファイルを扱うときに、ユーザーにプロファイルを要求するようになったということと、Illustrator8.0のファイルをネイティブで開けるようになったということのようです。
これは逆に言うと、Photoshop5.0では、後から発売されたIllustrator8.0の完全な読み込みはできないということでしょう。Illustrator8.0をPhotoshopで読み込んで使うときは、アップデートしたPhotoshopが必要になると言うことでしょうね。
◆紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/11/09
AdobeがPhotoshopをバージョンアップ
カラー管理とタイプ機能を改善
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9811/09/s_photoshop.html
■QuarkXPressの2000年問題
QuarkがQuarkXPressで基本的に2000年問題は発生しないというドキュメントをPDFで配付しています。ただし、実際にはOSの環境によって左右されるし、他のソフトやXTensionなどの関係によっては、対応できない場合があるかも知れないとしています。その場合、トラブルが起こっても、Quark社は責任はもてないとも書かれてます。
遅まきながら、QuarkXPressについては2000問題はないというアナウンスをしたようです。
ついでながら、10月20日頃に入金のあった4.0アップグレードキットを、現在(11月10日)発送しているそうです。
◆Webページ
◎Quark 1998/11/09
西暦2000年問題
http://www.quark.com/about/itn059.html
■Adobeのカスタマーサポート始まる
Adobeがカスタマーサポートを見直しています。ひとつはサポートの有料化で、もう一つはWebでのサポートの強化です。
Webでは、現在のところ389のドキュメントが掲載されていて、検索できるようになっています。Illustrator関連だけで54、Photoshopで49のドキュメントがアップされています。なかには、製品についている「お読みください」もありますけどね。
ちなみに「出力」で検索したら、389文書中389文書が検索されました。ま、いまのところアプリケーションごとのリストで読んでいく方がわかりやすいでしょう。
しかしそれにしても、このWebサポートは凄いですね。これからのどんどん続けて言って欲しいものです。やる気になれば、このくらいできてしまうんですね、Adobeという会社は。いやはや、他社にこのくらいして欲しい、とはいえませんなあ。DTPユーザーは当然ブックマークものでしょう。
このWebでのサポートが機能すれば、人海戦術の電話サポートの負担は確実に低減できます。あとは1年に一度程度で、書籍にして発行すれば、二刀流のサポート体制ができるんですけどね。
Webページ
◎アドビシステムズ
アドビ システムズ 株式会社製品サポートプログラム
「Adobe CustomerFirst」について
http://www.adobe.co.jp/support/supportsys.html
■ダイナフォントのMac OS8.5対策
Mac OS8.5で丸漢フォントがサポートされなくなったために、丸漢フォント内にあるフォントデータの扱いの上で注意する点があるということです。ま、手順をふんでインストールすれば、問題ないと言うことと、OSの128書体の制限を超えないようにしましょう、ということが書かれています。
Webページ
◎MacWEEKOnline 1998/11/04
DynaFontをMac OS 8.5上で利用する際の注意
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9811/04/i_dynafont.html
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▼1998年11月3日
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■フォントワークスジャパンの新書体発表
フォントワークスジャパンから98年度の新書体のリストWebで公開しています。通常の日本語フォントが5書体と、かなフォントが20書体です。佐藤豊さんの名前もありますね。これからのDTPは、こういうかなフォントを自由に使えるようになると思います。そういう時代が到来しているような気がしますね。
それとタイプミキシングが3.3.3にバージョンアップしたものが新しいパッケージに付属するようです。いままでベースの漢字が割り当てられていた2バイトの記号を指定できるようですね。
それとフォントワークスジャパンでも10月23日付けで、Mac OS8.5対応についてアナウンスがありました。
◆Webページ
◎フォントワークスジャパン
新25書体を12月に発売、製品構成も刷新
http://www.fontworks.co.jp/n/new/news/981101.html
新書体の見本のページ
http://www.fontworks.co.jp/n/new/fonts.html
■印刷会社のFA化は時間の問題か
もう後のない印刷会社は、大手は設備を効率化してFA化に向かうしかないし、中小はサービス化を強化していくしかないように思いますね。いままではFA化しても、顧客を説得するのが難しかったのが、ここに来て技術もでそろいつつつあり、業界が再編されていけば、FA化は必然となるだろうと思います。
◆紹介記事
◎JAGAT 1998/11/01
FA化の視点から見る最近の印刷技術の位置付け
http://www.jagat.or.jp/article/title/I9809ins.htm
■転写ドラムを使わないカラープリンタとは
PostScript3搭載ということより、転写ドラムを必要としない技術というのは、すごいことなのだろうか。それがよくわからん。たぶん一回でイメージングするので、画質が安定するというのはわからないでもないけど。
◆紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/10/30
コニカ,Adobe PostScript 3搭載カラーレーザープリンタ発売
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9810/30/h_konica.html
■シカゴの印刷展ではCTPばかりらしい
アメリカではCTP全盛を迎えているようで、CTPの普及とそれを支える校正機などが注目を浴びているようです。
でも「A.B. DickはCTP出力機「Digital PlateMaster 1340 CP」を出展する。 HarlequinのRIPを搭載した29,995ドルの同製品」というのはすごい。3万ドルだから、400万円のCTP出力機なわけで、価格だけで考えるとおもいっきり安いぞ。もっとも軽オフセット印刷機を販売しているA.B.
Dickというのが、「うーん、さもありなん」といったところか。
◆紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/10/28
Graph Expoがシカゴで開幕
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9810/28/n_graph.html
■Adobe第四四半期の決算は回復らしい
Adobeの利益が回復しつつあるという記事。前四半期の不振を日本の不況のせいにしていたと書かれているが、それはもう回復したのかしらん。気になるねぇ。
◆紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/10/28
Adobeが'98年度決算で黒字の見通し
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9810/28/n_adobe.html
■Illustratorのレビュー記事
eMediaweeklyというマガジンに掲載されたIllustrator8.0のレビュー記事の翻訳。
FreeHandとCorelDRAWの比較が重点的に書かれていて、アメリカのユーザーが機能を比較している様子が良くわかる。しかしタイトルにあるPhotoshopとの互換性については、あまり触れていないようだ。私はそれに興味があるんだが。
◆紹介記事
◎MacWEEKOnline 1998/10/26
Photoshopとの高度な互換性を実現 Adobe Illustrator 8.0
http://www.zdnet.co.jp/macweek/9810/26/r_ai80.html
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