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▼ 印刷営業マンよ、デジタルで武装せよ



印刷業界はいまダイナミックに活性化しています。プリプレスのデジタル化は急速に進展し、めまぐるしく変転し続けています。過去の成功体験や凝り固まったしがらみを振り払って、新しい道を切り開いていかなくてはなりません。 ニューテクノロジーで生産設備を一新するだけでなく、販売の手法も見直しが必要となっています。印刷の営業マンがデジタルを身に付けることで、今までにない新しい視界が拡がることでしょう。


▼ 印刷営業マンよ、デジタルで武装せよ 目次


第1回 印刷会社のサバイバルはポストプレスにある
印刷会社が生き残ってゆくには、当面デジタル化できないポストプレスに注目する必要があります。これからはデジタル化に対応しながら、ポストプレスにうまくジョイントできるところが求めらるでしょう。設備を導入してプリプレスをデジタル化することは比較的容易ですが、労働集約的なポストプレスはまだまだ長年のノウハウがモノをいう世界です。

 ●デジタル化はもう戻れない、戻せない
 ●統合化が進むプリプレス
 ●統合化されたDTPのメリット
 ●デジタル化で混沌とする印刷業界
 ●グラフィックデザイナーの憂鬱
 ●ポストプレスが差別化のキーになる


第2回 未成熟なデジタルマーケットに切り込め
印刷のデジタル化で生まれたマーケットはまだまだ未成熟です。これから大きく成長することでしょう。デジタル化の時代の流れに押し潰されないために、デジタル化は必須です。そして成長するマーケットでその波に乗ることで新しい時代の印刷会社(?)は飛躍するはずです。

 ●営業力の強化は利益率の低下につながる
 ●成長期から成熟期へ
 ●成熟市場での営業戦略
 ●デジタルでしかパラダイムシフトできない
 ●印刷からデジタルプリンティングへ


第3回 営業マンをデジタル化すればコストは下がる
デジタル化で利益をもたらすためには、営業マンがデジタルに対応できなくてはなりません。営業がデジタルデータを難無く処理できることで、プリプレスのワークフローは初めて再構築されます。そうしてこそDTPではコストを大きく変革することが可能になるのです。

 ●印刷営業は営業にあらず
 ●避けて通れぬ営業のデジタル化
 ●リエンジニアリングよる営業の役割
 ●販売職から技術職へ
 ●DTP営業マンをマネージメントする


第4回 デジタル化でマーケット構造は大きく変わる
デジタル化でマーケットの構造も大きく変わります。ボリュームのある発注は内製化されたり、海外で生産されることが当たり前になるでしょう。そうした時代に対応できるようにするために印刷会社の営業形態も変革していかなければなりません。

 ●大企業は儲からない
 ●デジタル化で進む内製化
 ●そして発注はなくなった!
 ●小口化のみが生き残る唯一の道
 ●売上主義から利益額主義へ


第5回 適性品質から生まれるマーケティング指向
デジタル化によって市場が求める最大のことは、販売価格を下げるということです。一般の商業印刷の価格が低下している今、今までのクライアント・ビジネスだけでなく、思い切った価格提示でコンシュマー・ビジネスへの展開も必要となります。

 ●誰が色を決めるのか
 ●色にこだわれば標準化はできない
 ●品質を標準化すれば小口の市場が生まれる
 ●マーケティングとは販売方法を決めること
 ●コンシュマー・ビジネスが新しいクライアント・ビジネスを生む


第6回 デジタルストックで差別化せよ
プリプレスの分野がデジタル化されたことで、このデジタル化されたものをどのように生かしていくのかがこれからのデータになります。今までの工程の代替方法としてではなく、デジタルならではノウハウの構築が必要となります。

 ●E-Printはパーソナルユース向き
 ●システム化のノウハウをストックする
 ●デジタルストックとはなにか
 ●流通ルートの構築が不可欠
 ●PostScript出力の受注を競争する時代になる



このコンテンツは1996年6月1日〜1997年4月3日に書かれたものです。