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▼ DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド




このページは『DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド』の目次です。各章ごとに簡単なコメントを書き込んであります。本書の詳細を目次にて御覧下さい。
『DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド』について
■目次
『DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド』までの道
コストダウンがPDFを呼ぶ



▼『DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド』 目次


第1章 DTPにとってのPDFとは何か
 第1章はそのタイトルの通り、DTPにとってPDFがどのような位置にあるのかを、その歴史と共に整理してみました。そして現在のPDFに求められている機能を整理すると共に、PDFがPostScriptファイルに取って替わるための条件や問題点を整理しました。

1-1 PDFとは「持ち運び可能な」ドキュメントフォーマット
1-1-1 パソコンでのドキュメント作成は便利だがデメリットもある
1-1-2 アプリケーションの違いを乗り越えるために
1-1-3 プラットフォームを乗り越え紙の利便性を併せ持つPDF

1-2 PDFが生まれた背景とその進化
1-2-1 Windowsマーケット開拓の先兵であったPD
1-2-2 ブラウザがフリーになったAcrobat 3.0
1-2-3 日本語フォントの埋め込みに対応したAcrobat 4.0
1-2-4 出力フォーマットとしては必要十分なAcrobat 5.0

1-3 PDFに求められる3つの顔
1-3-1 ネットワークでの標準ブラウザ
1-3-2 ビジネスドキュメントを統一して管理する
1-3-3 PostScriptファイルに替わる出力用フォーマット

1-4 DTPで使うためのPDFの条件とは
1-4-1 デバイス・インディペンデントなドキュメントにする
1-4-2 画像の圧縮はDistillerで行う
1-4-3 フォントは全て埋め込むのが原則
1-4-4 Acrobatにもある互換性の問題とは


第2章 PDFを作る前に知っておくこと
 第2章で付け加えたものには、まずDistillerの[ジョブオプション]の詳細な解説があります。項目の一つひとつにできるだけ解説を加えるようにし、設定項目のチェックボックスをオンにしたときとオフにしたときの違いを、図版等で説明できるものは解説するようにしました。この「2-1 Distillerの構造とその仕組み」だけで、ジョブオプションを使いこなすことが簡単になるのではないでしょうか。
 また第2章では、プリンタドライバの違いを整理しました。PSPrinter 8.3.2J、LaserWriter 8、Adobe PSの使い方とその違いを解説しました。Adobe PSについては、バージョンの違いも整理し、8.5から8.7まででPDF作成の方法をまとめました。

2-1 Distillerの構造とその仕組み
2-1-1 Distillerを起動する
2-1-2 ジョブオプションの設定を開く

2-2 PostScriptファイルを作成するプリンタドライバの役割
2-2-1 アプリケーションによって異なるプリンタドライバの役割
2-2-2 PostScriptオペレータで表現できるデータだけがPDFになる

2-3 プリンタドライバにも種類がある
2-3-1 最初のPDF用プリンタドライバPSPrinter 8.3.2J
2-3-2 PDF作成に最適なAdobe PS
2-3-3 Apple製のLaserWriter 8でもPDFは作成できる

2-4 用紙設定のPostScriptオプションをオフにする
2-4-1 代用される欧文フォント3書体
2-4-2 画像を使って見せかけでスムージングする

2-5 PSPrinter 8.3.2JでのPDF作成の設定
2-5-1 PSPrinter 8.3.2Jで仮想プリンタを設定する
2-5-2 用紙設定を更新する
2-5-3 カスタム用紙サイズを指定する
2-5-4 PostScriptファイルを書き出してPDFを作成する
2-5-5 PSPrinter 8.3.2JでダイレクトにPDFを作成する

2-6 Adobe PSでのPDF作成の設定
2-6-1 Adobe PSで仮想プリンタを設定する
2-6-2 カスタムページ設定を指定する
2-6-3 PostScriptファイルを書き出してPDFを作成する
2-6-4 Adobe PSでダイレクトにPDFを作成する

2-7 LaserWriter 8でのPDF作成の設定
2-7-1 LaserWriter 8で仮想プリンタを設定する
2-7-2 PostScriptファイルを書き出してPDFを作成する
2-7-3 デスクトップ・プリンタUtilityで仮想プリンタを設定する
2-7-4 LaserWriter 8でダイレクトにPDFを作成する


第3章 アプリケーションからDistiller で作るPDF
 アプリケーションから作成するPDFは、Distillerで作成するものとそうでないものがあります。第3章ではそれらのうち、Distillerを経由して作成するアプリケーションについてその作り方と注意点を整理しました。
 Distillerで作るIllustratorのPDF、QuarkXPress 3.3J、PDF Filterを使うQuarkXPress 4.1J、PostScriptファイルを書き出すPageMaker 6.5J、内部機能でDistillerと連動するPageMaker 7.0、InDesignからPostScriptファイルを書き出して作成するPDF、AppleWorks 6からのPostScriptファイルの書き出し、そしてWindowsのWordでPDF Makerで作成するPDFです。
 WindowsのWordからのPDFは、たとえMacintoshユーザーであっても、この程度は知っておきたいという基本的なことを書きました。なお、Wordで説明しましたが、Windows環境ではWordでなくてもDistillerのプロパティなどの設定は同じです。

3-1 Illustratorで作るPDF
3-1-1 Distillerで作成した方がPDFは軽くなる
3-1-2 用紙設定とドキュメントサイズ
3-1-3 フォントのアウトライン化と[フォントのダウンロード]
3-1-4 llustrator 10のPDF作成

3-2 QuarkXPress 3.3Jで作るPDF
3-2-1 文字を「フォント」として認識させるために
3-2-2 QuarkXPressとプリンタドライバ
3-2-3 プリンタドライバの設定とPostScriptファイルの書き出し

3-3 QuarkXPress 4.1Jで作るPDF
3-3-1 PDF FilterをXTensionに加える
3-3-2 プリンタフォントを[ポストスクリプト印刷]する
3-3-3 PDF FilterでPDFを書き出す

3-4 PageMaker 6.5Jで作るPDF
3-4-1 用紙設定でPostScriptファイルを書き出す
3-5 PageMaker 7.0Jで作るPDF
3-5-1 Distiller 5.0と連動してPDFを作成する
3-5-2 PageMaker 7.0Jで指定するPDFの特性

3-6 InDesignからDistillerで作るPDF
3-6-1 InDesign 1.0からPostScriptファイルを書き出す
3-6-2 OpenTypeをPDFに埋め込む
3-6-3 InDesign 2.0からPostScriptファイルを書き出す

3-7 AppleWorksからDistillerで作るPDF
3-7-1 AppleWorks 6でPostScriptファイルを書き出すときの設定

3-8 Wordで作るPDF
3-8-1 Wordのメニューから作成するPDF
3-8-2 [変換設定の変更]でPDFをカスタマイズ
3-8-3 Distillerのプロパティを設定する
3-8-4 プロパティでのフォントの埋め込み


第4章 アプリケーションやOSで保存するPDF
 第4章では、DistillerでないPDFの作成方法を採り上げました。Illustrator 9.0では主に[ファイルの互換性]がどのようにPDFに反映されるかを検証し、InDesignではPDFオプションの仕組みを詳細に解説してあります。
 またMac OS Xでは、AppleWorks 6で作成するPDFの作り方を述べてあります。Mac OS Xについては、最新版(原稿執筆時)の10.1.3での検証を反映させてあります。

4-1 Illustrator 9.0で保存するPDF
4-1-1 Illustrator 9.0でのPDFの保存方法
4-1-2 [ファイルの互換性]を使い分ける
4-1-3 フォントを埋め込む
4-1-4 画像のサンプリングと圧縮

4-2 InDesignで保存するPDF
4-2-1 InDesign 1.0の[データ書き出し]でPDFを作成する
4-2-2 「PDFオプション」で画像とフォントの設定を行う
4-2-3 [圧縮]で画像のサンプリングと圧縮
4-2-4 [ページとページマーク]でドキュメントの仕様を決める
4-2-5 [印刷マーク]を付ければそのまま分版できる
4-2-6 InDesign 2.0で追加されたPDF書き出しの機能

4-3 AppleWorks 6をMac OS XでPDFにする
4-3-1 Mac OS Xでは「プリンタリストを編集」してプリンタを設定する
4-3-2 [出力オプション]で[ファイルとして保存]すればPDFができる


第5章 Acrobat 5.0によるTouchUp
 つづく第5章では、TouchUp機能の使い方についてまとめました。TouchUpアプリケーションを使うときのパージョンの違いや、テキスト編集の方法などです。これらは、『Acrobat4.0フォント埋め込み講座』で書いたものを下敷きにしてありますが、よりわかりやすくしました。またTouchUp機能で、「ストリップ訂正」のようにPDFのテキストを部分修正をする方法も掲載してあります。

5-1 アプリケーションでTouchUpして編集する
5-1-1 Photoshopで画像を編集する
5-1-2 Illustratorでページ/オブジェクトを編集する

5-2 TouchUpで行うテキストの編集
5-2-1 TouchUpで文字を選択して差し替える
5-2-2 行の長さを揃えて文字を配置する
5-2-3 テキストのサイズやカラーを変更する

5-3 PDFからテキストをコピーして「ストリップ訂正」する
5-3-1 Illustratorを使ったPDFの「ストリップ訂正」

5-4 TouchUpでフォントを埋め込む
5-4-1 [テキストの属性]でフォントを埋め込む
5-4-2 TouchUpでのフォント埋め込みで注意したい条件
5-4-3 Distillerで作成したPDFのフォントを埋め込む
5-4-4 Illustrator 8.0で作成したPDFのフォントを埋め込む
5-4-5 Illustrator 9.0で作成したPDFのフォントを埋め込む


第6章 PDFの出力
 最後の第6章は、PDFの出力です。ここではPDFのコンポジット出力と分版出力の違いのみならず、前書ではかけなかったAcrobat 5.0でのカラーマネージメントの仕組みや、PDFをプリンタドライバの機能で中綴じ製本出力する具体的な手順を書きました。両面機能のないプリンタでも、PostScriptであれば、PDFの両面製本印刷は可能です。
 またそれ以外に、PDFをInDesignに貼り込んで分版するときの振る舞いや、PDFをInDesignの面付けする方法、そしてPDFからPostScriptファイルを書き出してPDFを作成する場合についても言及してあります。

6-1 Acrobat 5.0でコンポジット出力する
6-1-1 プリントダイアログの[Acrobat]オプション
6-1-2 [プリント設定]で出力を使い分ける

6-2 Acrobat 5.0のカラーマネージメント出力
6-2-1 RGBモデルによってLab値は変わる
6-2-2 カラーとドットゲインを変換するCMYK設定
6-2-3 プロファイルを埋め込むとLab値も埋め込まれる

6-3 CMYKのPDFはInDesignから分版出力できる
6-3-1 CrackerjackでPDFを分版出力する
6-3-2 InDesignに貼り込んでPDFを分版する
6-3-3 InDesignに貼り込んでPDFを面付けする

6-4 RGBのコンポジットPDFはRIPでCMYKに分版する
6-4-1 RIPの機能で分版する
6-4-2 CrackerjackでRGBのPDFを分版出力する

6-5 PDFを製本用に両面プリントする
6-5-1 PostScriptプリンタドライバでする中綴じ製本用両面印刷
6-5-2 プリントダイアログで[両面に印刷]
6-5-3 ドキュメントサイズを変倍する
6-5-4 両面機能のないプリンタで両面印刷する
6-5-5 面付け位置はどこまで正確か



『DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド』について
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コストダウンがPDFを呼ぶ