Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

ホームQ&Aサンプルお申込み利用種の声プロフィール
インクナブラ発行のIllustrator関連素材集はこちらから。

■インクナブラIllustrator関連素材集
TEXTILE PRO MASTER
[ヨーロピアン・レース]

『TEXTILE PRO MASTER[ヨーロピアン・レース]』はこちらから。
高級感あふれる伝統的なヨーロッパのレースのパターンが100点はこちらから。

■インクナブラIllustrator関連書籍

『一目でわかる! Acrobat 7.0 新機能ガイダンス:文書レビュー、セキュリティ、印刷工程パレットまで(上高地仁著)』はこちらから。
Illustrator CS4までのおいしい新機能活用講座:実用的な新機能を時間をムダにせず使う方法(上高地仁著)』はこちらから。


『一目でわかる! Acrobat 7.0 新機能ガイダンス:文書レビュー、セキュリティ、印刷工程パレットまで(上高地仁著)』はこちらから。
トラブルでオタオタしないIllustrator使いこなしの鉄則:バージョンによって異なる透明分割の違いをご存じですか?(上高地仁著)』はこちらから。

『一目でわかる! Acrobat 7.0 新機能ガイダンス:文書レビュー、セキュリティ、印刷工程パレットまで(上高地仁著)』はこちらから。
失敗しないIllustrator出力講座:トラブルのないIllustrator EPS保存からIllustrator PDF保存まで(上高地仁著)』はこちらから。

『プリプレス用PDF作成ハンドブック:印刷できないPDFを作らないためのノウハウ、IllustratorからWordまで』
一目でわかるIllustrator CS新機能ガイダンス:OpenTypeに対応したIllustrator CSの新機能のすべて(上高地仁著)』はこちらから。

『PDF/Xを使う前に読む本〜プリフライトの仕様とPDF/X専用情報、Word、Illustrator、InDesignなどからPDF/X作成ノウハウ〜』はこちらから
本気でマスターする Illustrator 透明読本:Illustratorの透明の仕組みとトラブル対応を解説(上高地仁著)』はこちらから。



『Word+Acrobat DTP出力実践ガイドブック』は、Wordから印刷用PDFを作成するときに知っておきたいフォント、画像、透明、ヘアラインなどのチェックポイントと対処法を解説します。
Illustrator 8.0大解剖:Illustrator 8.0の基本的な機能から、拡張された機能まで(上高地仁著)』はこちらから。



■オリジナルKindleブック


坂本竜馬暗殺で滅んだ徳川幕府:
死せる竜馬、生ける慶喜を走らす
上高地 仁 (著)

幕末を動かしたマネーの謎:
禁断の実を食べた雄藩の懐事情
上高地 仁 (著)

進撃の巨人ミスリードの謎5
大地の悪魔は地球外生命体か
上高地 仁 (著)



■お奨めKindleブック


三国志 全12巻完全版 地図付
吉川英治 (著)

江戸川乱歩 作品集 決定版
江戸川乱歩 (著)

夢野久作全集 決定版
夢野久作 (著)

人外魔境 全13編 完全版
小栗虫太郎 (著)

法水麟太郎 全十編 完全版
小栗虫太郎 (著)

宮本武蔵完全版+随筆宮本武蔵+五輪書
吉川英治 (著)

夏目漱石全集 決定版
夏目漱石 (著)

太宰 治全集 決定版
太宰治 (著)

芥川龍之介全集 決定版
芥川龍之介 (著)

森 鴎外全集 決定版
森鴎外 (著)

国枝史郎全集 決定版
国枝史郎 (著)

親鸞 全3巻 吉川英治
吉川英治 (著)

新書太閤記 全11巻完全版 旧国名地図付き
吉川英治 (著)

新・平家物語 全26巻完全版 旧国名地図付き
吉川英治 (著)

 
Adobe Illustrator お茶の子サイサイ

ヘッドコピー


第6章 Illustratorと画像ファイル



■6-10 Streamlineでカラートレース

 Streamlineは二階調の画像のオートトレースだけでなく、階調のあるデータも設定ひとつで階調ごとのアウトラインパスを作成することが可能です。扱える階調はカラーの場合で最大256階調で、グレースケールの場合で16階調となっています。

 カラートレースを行うには<オプションメニュー>より[カラー・グレースケール設定]のダイヤログを開きます。このダイヤログの中の「ポスタリゼーション-段階数」の設定値がアウトラインパスを作成する階調の数です。この設定値によって画像のピクセルを分類し、オートトレースを行いアウトラインパスを作成します。カラー写真をオートトレースするとしてポスタリゼーションの設定値を10とすると、Streamlineは全てのピクセルを10色の色の中に無理矢理分類します。そして1色ごとにアウトラインパスを作成し、その中を分類した色で塗りつぶしていきます。

 かくして10色の世界ができあがります。最大で256色まで設定できますが、その分だけパスの数も増え、データ量も増加します。全てが塗りつぶしの設定となりグラデーションの表現もできないので、カラー写真では実用的といえるものではありません。

 カラートレースが役に立つのは、カラーで構成されたロゴマークやイラストなどです。たとえば四色の特色のロゴマークがあったとします。これをカラーでスキャニングし、TIFFもしくはPICTで保存します。そしてポスタリゼーションを四段階にして変換すると、四色でトレースできます。またトレース後に各色をカスタムカラーに変換できるので、カスタムカラーの情報ごとIllustratorにペーストできます。カラーイラストの場合も同様の方法で行うと画像データではなくPostScriptデータにすることができます。

 イラストの原稿にすでに着色してある場合、そのままカラーでスキャニングすれば画像データを作成することができます。もし原画に着色していないで色指定がしてある場合は、Photoshop上で指定ごとに選択範囲を作成して着色することも可能ですが、そうでない場合、原画にマーカー等で着色したものをスキャニングし、それをその着色数のポスタリゼーションでオートトレースするとカラーイラストをデジタルデータにすることができます。


※グラデーションの表現
階調数をあげればグラデーションはより正確に表現できます。が、連続階調としては表現できません。

※着色数
正確には白と黒を加えた数で段階数を設定します。ただしこの方法では着色のタッチは失われるので、イラストのニュアンスを表現する場合は画像データとして扱うことが必要です。


●イメージセッタの解像度と線数(スクリーン)の関係
※[カラー・グレースケール設定]の初期設定。この場合白黒二値でしか変換しません。
※「ポスタリゼーション-段階数」の段階数をスキャニングイメージの着色数に設定します。



Copyright 1996 by Jin Kamikochi





さらにWebで検索する場合は下記より↓

Google


◆アドビストアでのお申込はこちらから