Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

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第1章 Macintosh、Macintosh



■1-4 拡張スロット

 Macintoshには、Macintoshの機能を高めたり、外部機器との連結のために、拡張用のスロットが設けられています。スロットはその形状からPDS(Processor Direct Slot)とNuBus(ヌーバス)と呼ばれるものが一般的です。PDSはCPUに一番近いバスを使い、NuBusは拡張バスに接続されます。高性能のMacintoshになればなるほどスロットの数は増え、多機能にすることができます。拡張スロットにはいくつものLSIを付けた基盤(ボード)を差し込んで使います。

 拡張スロットに差し込むボードは用途で分類すると二種類に分かれます。ひとつはアクセラレータカードです。アクセラレータカードは本来CPUがする演算の一部をより高速の別のCPUに肩代わりさせて演算速度や動作をスピードアップするものです。型の古くなったMacintoshに新しくて高速のCPUをセットしたアクセラレータカードを差し込んで、演算速度を速めたりします。

 CPUアクセラレータとは別にグラフィックアクセラレータと呼ばれるものもあります。このグラフィックアクセラレータはMacintoshのQuickDrawの機能、つまり画面の描画を強化するカードです。描画の速度を速めたり、より大きなサイズで描画できるようにします。グラフィックアクセラレータには専用のCPUだけでなく、大容量のVRAMを搭載しているのが普通です。また、Photoshopなどのアプリケーションに限定したものもあります。

 もうひとつのカードの種類はインターフェースカードと呼ぶべきものです。これらは外部機器のデータの入出力をサポートします。主なものにはSCSI2対応デバイスに接続してデータの高速転送を行うSCSI2カードがあります。MacintoshのSCSIポートはSCSI2に対応していないので、SCSI2のの恩恵に与るためにはカードが必要となります。また、Ethernetに繋げないMacintoshにはEthernetカードを差し込むとEtherTalkでネットワークできます。Ethernetには現在の規格よりベース幅が10倍でさらに高速なFast Ethernetといった規格があり、これを利用するためにも専用のカードを用います。それ以外にもISDN回線に接続するためのカードやTVなどのビデオ入力を可能にするカード、TVチューナーを搭載したカードなどもあります。


※PDS
PDSスロットはCPUにダイレクトに接続するのでひとつしか付けることができません。



●主なアクセラレータカードの種類

CPUアクセラレータ
グラフィックアクセラレータ

※SCSIカードはハードディスクからのデータ転送をスピードアップするので、実質的にはMacintoshの処理速度も向上します。インターフェースカードというより、アクセラレータカードの一種と考えてもいいかもしれません。



●主なインターフェースカードの種類


SCSI2(FAST)カード
SCSI2(WIDE)カード
Ethernetカード
ISDN回線接続カード
TVチューナーカード


※QuickDrawは画面の描画するためのソフトウェアですが、その中にはToolboxといわれるルーチン(プログラムの中で繰り返し使う部分)が数多くあります。このルーチンによってMacintochのユーザーインターフェースは統一性を保つことができ、なおかつグラフィカルにできます。またアプリケーションの開発においても、Toolboxのルーチンを流用するのでプログラムは小さくできます。



●CPUがデータのやり取りをするバスの種類

プロセッサバス
CPUとキャッシュメモリ、キャッシュとメインメモリとの接続に使うバス。これを拡張バスとして使うのが、PDS。
メモリバス
CPUとメインメモリの間を繋ぐバス。
ローカルバス
プロセッサと拡張バスの間に設定されるバス。一部のPower Macintoshで採用されたPCIバスはこれに当たる。拡張バスより高速にデータ転送が可能。
拡張バス
CPUと周辺機器との間のデータの入出力に用いるバス。NuBusは拡張バスの一種。

※バスは表の上ほどCPUに近いので、データの転送速度は速くなります。バスによってデータの転送幅が異なり、機種によっても転送幅は異なります。バスの転送幅は一度に送ることのできるビット数で表し、16ビットより32ビット、32ビットより64ビットの方が速くなります。一般にバスといえばメモリバスをいいます。



◆アクセラレータとアップグレード
CPUを速くするためにハードウェアに手を加える方法には、二種類の方法があります。ひとつはアクセラレータカードを拡張スロットに差し込む方法です。もうひとつはロジックボードを全く入れ替えてしまう方法です。ロジックボードを替えてしまうと、筐体はそのままで全く別のコンピュータになってしまいます。これをアップグレードといいます。Appleが新機種をリリースした際に同じシリーズの旧機種のユーザーに対して行うサービスで、アップグレードを行うと新機種を購入するよりはかなり低価格で、新機種の機能や能力を提供されます。Power Macintoshが発売されたとき、Quadra、Centris等のユーザーに対しては、PowerPC601へのアップグレードサービスがアナウンスされました。このときのアップグレードは機種によって異なるもののロジックボードの交換の場合と、アップグレードカードの二種類がありました。ロジックボードの交換の場合は完全なPower Macintoshになりますが、アップグレードカードの場合は仕様の異なる二つのCPUが混在することになり、両者を切り替えて使うことになります。アプリケーションをCISC用とRISC用の二つを用意するだけでなく、場合によってはSIMMを増設しなくてはなりません。またアップグレードカード上のPowerPC601は680x0のCPUのバスを利用するので、体感速度はそれほど速いとはいえません。


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