Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

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▼序章 DTPとデジタル営業



■0-4 充実するDTPソフト

 Macintoshのハードウェアが急速に進化するに伴って、DTPのアプリケーションソフトウェアも着実に進化しました。現在のIllustrator5.0Jへバージョンアップし、QuarkXPressも3.3Jになりました。Photoshopもバージョンは3.0Jです。無論バージョンアップして機能性が高まり、使い勝手がよくなりました。そして、MacintoshがPower Macintoshになり、アプリケーションがネイティブになったことでソフトウェアのスピードが大幅に向上しました。二〜三年前に比べると、DTPの操作環境は格段によくなりました。

 PostScript系のグラフィックソフトには代表的なものに、AdobeのIllustratorとかつてはAldus現在はMacromediaのFreeFandがあります。両者ともフローティングパレットを採用し、プレビュー画面での作業が可能になり、プラグインフィルタを導入して作業性を向上させました。

 ページレイアウトソフトにはQuarkのQuarkXPressとAldusのPageMaker(現在はAdobe)がありますが、ともに日本語組版機能を充実させ、操作性も向上しました。PageMakerは一般のユーザーが使いやすいように設定されていたのに対し、QuarkXPressは専門家が使うために開発されたものでしたが、両方とも互いの欠点を改良していったため、本体の操作性に関しては似たり寄ったりになっています。

 PageMakerがペア・カーニングの機能を内蔵するなど単体のソフトとして完成度を高めていくのに対し、QuarkXPressはXTensionで機能を拡張できるようになっており、ペア・カーニングだけでなく面付けやバッチ処理まで可能にしています。また日本語の組版では定評のあったSMI EDIANというCTS(コンピュータ組版方式)が、Macintoshに移植されSMI EDICOLORとして発売されました。ハイエンドのページレイアウトソフトとしては唯一の国産品といえるものです。フォトレタッチソフトの分野では長らくPhotoshopが独走を続けています。

 Photoshopも3.0になって、レイヤー機能を搭載し画像編集が大変簡単に行えるようになりました。かつて画像の合成にはアルファチャンネルを駆使していたのに、レイヤーでいとも簡単に合成できてしまいます。しかしフォトレタッチにも、Live Pictureという強敵が現れました。Live Pictureは画像の編集やフィルタなどの効果をその都度行うのではなく、コマンドとして登録し、最終画像が確定したのち全ての編集を一度に行います。画像編集時の待ち時間が少なく、高度な編集も短時間で行えるというメリットがあります。

 どのDTPソフトをとっても機能は商業印刷に十分耐えるものです。これらのソフトを組み合わせることで、今まで何人何十人の人間が分業していた作業がたったひとりでもできるようになったのです。

 また、DTPで扱うフォントも飛躍的に増加しました。当初はリュウミンと中ゴシックの二書体しかなかったのに、いまではPostScriptフォントは200書体を越えています。TrueTypeを含めるともう数え切れません。しかも価格も低下し、低解像度用のものでは定価で五万円程度になり、アウトラインのスクリーンフォントは一〜ニ万円程度になっています。以前ではDTPでは満足に書体が使えないといわれましたが、いまでは選択するのに困るほどあります。そしてデジタル化の移行に伴って、以前はうるさく指定された書体へのこだわりも無くなりました。

 もうすでにDTPで行っても、従来の手法で行っても、最終の仕上がりにはなんら品質の違いはみられません。違うのは納期やコストの面です。DTPでは実質の作業時間を大きく短縮できるため、売り値が下がってもやり方を工夫すれば十分に対応できるのです。従来の手法ではコストを下げることは単なる安売りであり、ダンピングでした。単なる安売りを続けていれば自分の首を締めるだけであり、やがては立ち行かなくなるのは目に見えています。DTP 化するのは必然といえるでしょう。
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