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▼ Acrobat 4.0フォント埋め込み講座
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その5 埋め込みフォントの出力
5―1 埋め込みフォントのダウンロード
■[和文フォントのダウンロード]で出力する
Acrobat 4.0で埋め込んだフォントは当然PostScriptプリンタで、Acrobat 4.0上からフォントを埋め込んだまま、出力可能です。
CIDフォントだけでなく、TrueTypeフォントでもプリントアウトできます。またTouchUpツールで埋め込んだフォントを別のフォントに変更したり、文字を使いしたりしても、埋め込まれたフォントはまずモニタで見たままで出力できます。
埋め込んだまま出力するには、ファイルメニューからプリントダイアログを開き、プリンタのメニューから[Acrobat 4.0]を選択し、PostScriptオプションで[和文のダウンロード]にチェックします。それで出力すれば、埋め込みフォントは出力されます。
●プリントダイアログで[Acrobat 4.0]を開く
※PostScriptオプションで[和文フォントのダウンロード]にチェックすれば、埋め込まれたフォントは出力される。
PDF内の埋め込みフォントの出力は、基本的にはPostScript 3で行なうようになっいますが、PostScript Level 2のイメージセッタやプリンタでも、出力可能です。しかし一部のLevel 2互換RIPでは、そのまま出力できないことがありますから、原則として、PostScript 3での出力と考えるべきでしょう。
またPostScript 3のRIPでも、埋め込みフォントは必ずしも、PDFネイティブで出力されません。これは埋め込みされたPDFは、つまりAcrobat Distiller4.0で作成されたPDFは、PDF1.3というバージョンで、このPDF1.3に対応したPostScript 3のRIPが必要になります。
PDFをネイティブ処理できない場合は、プリンタドライバがPDFを一旦PostScriptファイルとして書き出し、RIPはいままでどおり、PostScriptファイルで出力することになります。この場合でも、埋め込まれたフォントは、正しく出力されます。
■埋め込まないフォントの出力
埋め込まないフォントは出力できないのでしょうか。いくつかのテストでは、CIDフォントはシステムにフォントがあれば、埋め込まなくても出力できる場合があります。
ただし出力環境において出力できないことがあるようです。Mac OS 8.6で、ATM 4.0.2でCIDフォントを使用した場合、Microline803PS2V+Fではモニタで見たままの出力が可能です。
ただし出力環境において出力できないことがあるようです。Mac OS 8.6で、ATM 4.0.2でCIDフォントを使用した場合、Microline803PS2V+Fではモニタで見たままの出力が可能です。
また日本語のTrueTypeフォントは字形は出力できますが、欧文部分では文字送りが変わってしまうようです。
●Mac OS 8.6での埋め込まないCIDフォントの出力
●Mac OS 8.6での埋め込まないTrueTypeフォントの出力
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