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▼ DTPで使うAcrobat 6.0 Professionalの新機能とは |
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■別名保存できるファイルフォーマットは15種類
PDFを再加工したいとき、ファイルメニューから[別名で保存]を選択してEPSやPostScriptファイルとして書き出し、もう一度DistillerでPDFにすることもあります。この方法を利用すると、PDFの画像の解像度をさらにダウンサンプルしたり、フォントの埋め込みを変更したりできます。
5.0では[別名で保存]で書き出せるフォーマットはPDFも含めて7つしかありませんでしたが、Acrobat 6.0 Professionalでは、15種類に増えています。HTMLやJPEG2000、XMLなどの書き出しにも対応してします。
■PostScriptファイルの書き出しもプリントに準ずる
まずPostScriptファィルの書き出しから見てみましょう。PostScriptファイルの書き出しですが、[フォーマット]で「PostScriptファイル」を選択して[設定]をクリックすると、[PDFからの変換設定]というウィンドウが現れます。
こちらもプリントの[詳細設定]と同じように左側のウィンドウのリストを選択して設定するようになっています。プリントダイアログと異なっているのは[一般]の設定です。ここでは5.0では選択できた「PostScript
レベル 1 」の設定がなくなっています。また、[フォントの埋め込み]では、「すべてのフォント」という表現が改められ、「埋め込みフォントと参照フォント」というメニューになっています。参照フォントというのは、OSのシステムにあってAcrobatが認識可能なフォントという意味でしょう。埋め込まれずに置き換えられているフォントは、置き換えられたフォントで埋め込むようになっています。
PostScriptファイルの書き出しでは、色分解はできませんが、それ以外はほとんどプリントの[詳細設定]と同じ内容です。
また、EPSファイルでの書き出しもプリントの[詳細設定]とほぼ同じですが、こちらは「PostScript レベル 1 」にも対応してします。 |
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