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InDesign_EPUB


EPUB


EPUB
 アマゾンのKindle以来、電子書籍の大波が日本に及ぶようになってきました。PC上で書籍を読むことは以前から可能でしたが、PCでの電子書籍は定着しませんでした。ところが、書籍のインターネット通販アマゾンが電子書籍の携帯端末Kindleを発売し、25ドルから30ドル程度の新刊ハードカバーを9.99ドルで発売するようになると、印刷された本ではなく、Kindleで読める電子書籍を買う人が増えていきました。アマゾンでは紙の書籍も電子書籍もクリック1つで申込みできます。廉価ですぐに読める電子書籍は、みるみる普及していきました。
 Kindleの発売から約2年で、アマゾンの電子書籍はアマゾンでの全販売点数の

26%

を占めるようになったといいます。PC上での電子書籍は需要がありませんでしたが、携帯端末で書籍を読みたいという需要は、ここで誰の目にも明らかになりました。紙の書籍の販売が低迷する中、電子書籍マーケットは急速に広がりました。Kindle以外に、バーンズ&ノーブルのnook(ヌック)やソニーのReader(ソニー・リーダーと通称)も登場して市民権を得たのです。さらに、iPhone用の電子書籍用のアプリが続々と登場しました。そしてAppleのiPadがリリースされ、タブレットPCでの電子書籍も大きく盛りあがっていきました。

EPUB
*2009年5月のアマゾン大型Kindle発表会でのCEOジェフ・ソベス。2009年に入ってから、キンドルでの電子書籍の販売数が急激に伸びていることがわかります。既存書籍を100としたとき「35%」になるので、全書籍からの比率では「26%」程度になります。

 あなたは電子書籍を読んだことがありますか。アメリカでは本は読み捨てるものであり、電子書籍への抵抗はあまりなかったと言われています。日本では事情が異なるということはありますが、日本でも、紙の出版物は低迷していて、電子書籍への期待は少なくありません。インターネットなどPCや携帯で文章を読むことが増えて、紙の書籍が読まれることが少なくなりましたが、紙以外の「書籍」は読まれているのです。書籍という形になっていないだけなのです。日本でも、携帯端末での電子書籍の下地はできているといっても言い過ぎではありません。

EPUB
 もちろん、日本では電子書籍といっても、販売されているものの大半は「ケータイショウセツ」です。2008年度の電子書籍の売り上げは464億円で、そのうち携帯電話向けが402億円もあります。出版業界のマーケットは約1.9兆円ですから、いわゆる電子書籍の割合はごくわずかです。しかし、お隣の中国では、すでにデジタル化された出版物が50%から80%で成長しているといいます。電子書籍リーダーも2億台を超えています。電子書籍の総売上も紙の出版物を凌駕するまでに急成長しているのです。日本でも、出版業界の売り上げのもし半分が電子書籍になれば、電子書籍マーケットはこれからとてつもない成長産業といえます。
 出版社においては、電子書籍の取り組みは不可欠です。書籍を紙に印刷して製本し、流通に流して書店に並べれば売れるという時代は、とうの昔に終わっています。売れる本は話題性のある本だけです。テレビや映画とタイアップした本か、有名人の本だけです。本というコンテンツをさまざまな形で展開して複合的に収益を構築しなければならなくなっているのです。映画がそうです。最初は映画館の興行収入で制作費をまかなっていましたが、いまでは、興行収入だけでなくテレビの放映権、DVDの販売、DVDレンタルなどと収益構造を多角化してきました。だからこそ、ハリウッド映画は何百億ドルもの制作費をかけることができるようになったのです。

 もしあなたがこれから成長する電子書籍マーケットに関心がないのであれば、このページをすぐに閉じて下さい。時間が無駄になります。あなたが電子書籍マーケットに参入したいと考えているのであれば続きを御覧下さい。


EPUB
 書籍でも同じではないでしょうか。「印刷した書籍ありき」ではありません。書籍にするコンテンツがあり、それをどのようなメディアに展開して行くのかを考え、その中で、必要があれば印刷した書籍も作成するというポジションで取り組むべきでしょう。最初に電子書籍を発行して、売れれば印刷した書籍を発行するという方法も当然のようになるでしょう。書籍も売れれば、テレビや映画の企画も売り込んでいくのです。
 一般に電子書籍というと、アマゾンやAppleのiBooksなどが取り上げられます。電子書籍を今までの書籍と同じように販売するのであれば、既存のプラットフォームを利用する方法もあれば、独自に販売プラットフォームを構築することもあるでしょう。おそらく電子書籍として販売するのであれば、より多くのプラットフォームに電子書籍を提供することになります。Kindleでしか読まない読者やiBooksでしか読まない読者がいるわけですから、主立った配信プラットフォームで並行して販売することは不可欠です。
 しかし重要なのは配信する方法ではありません。ましてやファイルの形式でもありません。配信方法や配信プラットフォームより、重要なのはコンテンツです。

 

EPUB
 現在、電子書籍のファイルフォーマットとしてデファクト・スタンダードになると目されている形式がIDPF(International Digital Publishing Forum)が策定した

EPUB形式

だといわれています。拡張子が「.epub」なので、EPUB(ePubとも)と通称されています。テキストをXHTMLで記述するという単純な構造のファイルフォーマットです。iBooksやソニーのReaderではEPUBが採用されています。GoogleブックもEPUBに対応しました。100万冊以上のパブリックドメインの書籍がEPUB形式で閲覧可能になったのです。配信プラットフォームで使われるEPUBは独自のDRM(Digital Rights Management/デジタル著作権管理)が適用されていますが、電子書籍の基本はこのEPUBに収束しつつあります。アマゾンは独自の形式を採用していますが、もし今後EPUBにも対応するようになれば、EPUBがデファクト・スタンダードになるのは確実でしょう。

 

EPUB
 さて、アマゾンやiBooksで配信するのは、書店の棚に並べるのと同じことです。アマゾンというネットショップ、iBooksというPCや携帯端末上のストアの棚に並べただけです。両者の共通点は、いずれも1クリックということでしょうか。書店の棚に本が並ばなければ、本は売れませんが、並べたから売れるわけではありません。売るためには、売るための工夫が必要になります。電子書籍の決済は既存のプラットフォームに任せておけばいいでしょう。
 しかし、プロモーションはそうはいきません。配信プラットフォームは棚を提供し決済はしてくれますが、プロモーションはしません。プロモーションは出版社がするしかありません。インターネット上のブログやSNS、ツイッター、また携帯サイトなどで話題になるようにすることも必要です。プロモーション用の電子書籍を作成する場合も、電子書籍をEPUBで作成することは出版社や印刷会社にとっては不可欠ではないでしょうか。

 

EPUB
 プロモーション用コンテンツの配信では、PDFを使うという手もあります。PDFでもレイアウトデータをそのまま流用可能です。ただし、ドキュメントサイズは変更できません。読みやすくするにはメディアサイズに合わせてリレイアウトが必要となります。極端な話、iPhone用とiPad用では別々にレイアウトしなければなりません。もちろんPDFでのメリットは、図版などがあってもレイアウトをそのまま再現できるということです。ですから、PDFで配信した方がいい場合もあるでしょう。状況に合わせて両者を使い分けたり、あるいは組み合わせて配信することもあるでしょう。
 しかしテキスト主体のコンテンツではEPUBを使えば、リレイアウトする必要はありません。1つのEPUBファイルがあれば、EPUB Readerのあるすべての端末に即座に配信できるのです。

 

EPUB
 EPUBの作成はきわめて簡単です。Sigilというフリーウェアを使えば、テキストエディタだけで作成できます。ただし、その方法ではタグ付け作業が必要です。OPFファイルも自前で作成しなければなりません。CSSを使う場合は、CSSを書き起こす必要もあります。
EPUB
 しかしもっと簡単な方法があります。それは、Adobe InDesignを使う方法です。InDesignはCS3以降、EPUBの書き出しができるようになりました。InDesignでEPUBを書き出すと、EPUB内のややこしいファイルやタグの設定を自動的に生成してくれるのです。テキストに自動的にタグ付けし、CSSも段落スタイルから自動的に生成されます。InDesignでEPUBを書き出す最大のメリットはなんといっても、

印刷用のデータからそのままEPUBが書き出せる

ということです。つまりEPUB用にあらたにドキュメントを作成しなくてもいいのです。印刷用と電子書籍用のドキュメントソースが共用できるのです。InDesign CS3以降であれば、書籍のワンソース・マルチユースがいとも簡単にできてしまうのです。

EPUB
         
EPUB
*InDesign CS3以降ではファイルメニューから「XHTML」で書き出すと、EPUB形式で書き出されます。

 電子書籍には汎用や専用のファイルフォーマットを使用する以外に、電子書籍そのものをアプリの形式にするものもあります。「タイトル型」と呼ばれる電子書籍です。タイトル型のメリットは印刷物と同じようにレイアウトできることです。しかしタイトル型の電子書籍は制作コストがかかります。つまり損益分岐点が高くなるのです。確実に販売が見込めるもの以外は採用できません。電子書籍の最初の第一歩はEPUBこそが本命なのです。

EPUB

 こんにちは、上高地 仁と申します。DTPが日本に上陸した初期の頃から、印刷のデジタル化に関わってきました。もともと印刷会社の営業です。営業しつつ、Illustratorでデータの作成もしました。そのノウハウを出版(『標準DTP出力講座』『DTP実務者のためのAcrobat活用ガイド』)したこともあります。 上高地仁

 InDesignは初期からその進化を見守ってきました。主に印刷用出力の検証を中心に、PDFの書き出しをInDesignだけでする面付けのノウハウなどを確立しました。
 僕がInDesignのメインで使用しているバージョンはCS3です。電子書籍が話題になり、InDesignから電子書籍用のファイルフォーマットであるEPUBを書き出してみました。最初に書き出したときは何がなにやら全くわかりませんでした。書き出しても

Adobe Digital Editionsで開かない
EPUB

Adobe Digital Editionsで開いても文字化けする
EPUB

FirefoxのアドオンやStanza、iBooksでも開かない
EPUB
EPUB
EPUB


フォントを埋め込むと異様にファイルサイズが重くなる
レイアウトが崩れてどうしようもない

というトラブルで頭を抱えました。InDesign CS3で書き出したEPUBは、そのままではEPUBビューワーでは開かないことが多いのです。InDesign CS4では書き出しても、Digital Editionsで開かないということはなくなりましたが、それでも重たいフォントを埋め込まないと開かないという問題は解決しませんでした。日本語フォントを3つも使うと、軽く10MBを超えます。ファイルサイズの大きいEPUBはウドの大木です。
 EPUB書き出しの機能はCS3よりもCS4、CS4よりもCS5の方が安定して書き出すことができます。しかし、CS3でもAdobe Digital Editions、Firefoxのアドオン、Stanza、iBooksで開くEPUBは作成できるはずです。本来、メーカーが日本語版をリリースするのであれば、日本語であってもそのまま使用できるEPUB作成機能を搭載すべきです。しかし残念ながら、CS3のEPUB書き出し機能はベータ版程度の機能でしかありません。

InDesign CS3でオールマイティのEPUBを作成したい

とおもったのが、僕のInDesignからのEPUB書き出し探索の始まりでした。印刷業界のデジタル化はほぼ先が見えましたが、出版業界のデジタル化はまさしくこれからです。誰でも簡単に、難しいスキルなしでEPUBを作成できることが、いまの電子書籍でのPublishingに必要なことではないでしょうか。

EPUB
 CS3で書き出したEPUBが開かない最大の理由は、ファイル名など日本語表記です。ここを正してやると、ビューワーで開くEPUBになります。EPUBは基本がXHTMLです。ですから日本語を使わないようにしなければなりません。本文は別として

ドキュメントファイル名
リンクファイル名
段落スタイルや文字スタイル名

を欧文表記にします。段落スタイルや文字スタイル名は欧文が含まれていればOKです。それで、CS3でもたいていはEPUBビューワーで開くようになります。

EPUB
*InDesignのドキュメントファイル名が日本語だと、書き出したXHTMLファイルも日本語になってしまいます。Sigilでも開かないときがあります。

 あとはEPUBをより読みやすくするために、Sigilで編集します。それだけです。それで、InDesignから書き出したEPUBをiPhoneやiPadのEPUBビューワーで表示して読むことが可能になります。iPhoneやiPadには無料のEPUBビューワーがあります。ですから、読者はただで配信したEPUBファイルを携帯端末で読むことができます。iPhoneやiPadのEPUBビューワーには

Stanza
iBooks(iPhoneではiOS4のみ)

があり、いずれも横組みしか表示しませんが、読みやすく設定することが可能です。また、いまのところiPhoneのビューワーでは日本語フォントは指定できません。

 電子書籍といえば、iPhoneではなくiPadだろと突っ込んだあなた。そのとおりです。可読性を考えるとモニタの大きいiPadなどのタブレットPCが、電子書籍の本命です。しかし、手軽に読むという点ではiPhoneの方に分があります。iPhoneだといつでもどこでも、電子書籍を閲覧できます。
 正式な販売数は公表されていませんが、日本でのiPhoneの販売数は現時点で

三百万台以上

だといわれています。全世界では五千万台を超えています。iPadは一桁下がって、

十〜二十万台程度

だろうと思われます(予想では2010年度末までに四七万台)。現時点では多くても三十万台程度ではないでしょうか。全世界では三百万台ですが、いまのところ、iPadの販売数はiPhoneの十分の一以下です。これからの成長性はiPadの方があるかもしれませんが、iPadの販売数がiPhoneを上回ることはありません。
 つまり、EPUBでの電子書籍の配信を考えたとき、iPhoneに最適化して作成する方がより多くの人に閲覧してもえらることになります。iPhoneでEPUBが開けば、iPadで開くのになんの問題もありません。
 いずれ携帯用のAndroidでもEPUBを手軽に読めるようになるでしょう。EPUBの作成は、モニタサイズの小さいiPhoneを基準とすべきではないでしょうか。
 現在のEPUBは縦組みで表示されませんが、日本語用に縦組みで表示するEPUBビューワーがあれば、縦組みは実は簡単なのです。ルビや欧文の回転、縦中横などの表示は課題として残っていますが、ビューワーで縦組み表示にし、禁則を適用して両端揃えができれば、そこそこの縦組み表示は可能なのです。実際、iBooksは横組みですが、行末、行頭の禁則は追い出しが適用されています。テキストの表示を縦組みにして両端揃えさえできれば、iBooksを縦組みにするのは簡単です。つまり、EPUBが普及すれば、縦組み対応のビューワーは間違いなく登場します。

EPUB
*iBooksでのEPUBの表示。行頭に拗促音や音引きが配置されると、前の文字を追い出して処理しています。Webブラウザより賢く表示しています。あとは両端揃えができると、かなり使える文字組みになります。EPUBには行頭禁則の指定はありません。禁則処理はiBooksが独自に処理しています。

EPUB
 電子書籍はこれから出版業界では避けては通れないものになります。印刷会社も同様です。電子書籍のEPUBをレイアウトデータから作成するのも当たり前のことになります。あなたが出版社の営業だとして

プロモーション用にこの小説の第一章のみのEPUBがすぐに欲しい

と会議で決まっても慌てることはありません。InDesignのレイアウトデータがあれば、その日のうちに第一章の配信用サンプルのEPUBを手にすることができます。InDesignからEPUBで書き出してSigilで編集して保存するだけです。
 EPUBを作成するスキルは出版や印刷に携わるあなたにとっては、なくてはならないものになるはずです。

私は営業なので関係ありません。

 そうです。営業がEPUBを作成する必要はありません。しかし、EPUBでどこまでできるのか、InDesignのデータがどのようにEPUBに変換されるのかは知っておくべきではないでしょうか。たとえば、EPUBではテキストの一部を大きくしテキストカラーを変えるというようなことは簡単にできます。テキストカラー変えると印刷物では多色刷りにするしかなくコストがかさみます。しかしEPUBではコストをかけずに、テキストサイズやカラーは変更できるのです。

EPUB
*InDesignで文字スタイルを適用し、文字サイズとカラーを変更してEPUBに書き出したもの。フォントは反映しませんが、文字サイズや文字カラーはiBooksでは反映します。Stanzaでも設定次第で、文字スタイルは反映して表示可能です。

EPUB
 電子書籍の流れの極めて大きいものです。巨大隕石が落下して大津波がやってくるくらい確実で大きな波です。Kindleという巨大隕石はもう落下しました。波に飲み込まれる恐竜になるか、巨大な波を乗りこなすサーファーになるかはあなた次第です。
 紙の書籍がすぐになくなることはありませんが、紙の書籍と電子書籍の両方欲しいという欲望はすぐに顕在化します。所有欲は紙の書籍で、いつでも読むために電子書籍も欲しくなります。ライトノベルなどは電子書籍だけで十分ですが、精読したい書籍は両方とも求められるようになるでしょう。おそらく書籍は電子書籍が「主」になり、紙の書籍は「従」になります。
 紙の書籍用のデータからEPUBを作成することは、すぐに当たり前になります。あなたが出版に携わっているであれば、EPUBのこれからは欠かせないファイルフォーマットになるに違いありません。あなたが書籍のデザイナーやDTPオペレータなら

EPUBもくれ

とすぐに求められるようになるでしょう。「できます」といって、作成方法をそれからWebで調べても、すぐには作成できません。InDesignも書き出しは完全ではなく、修正する必要があるからです。的確な修正の方法はWebには掲載されていません。日本語表記する方法は掲載されていますが、それだけでは売り物にはなりません。
 ドキュメントデータ、PDF、そしてEPUBの作成は出版物にとっては、十分条件ではなく必要条件になります。そのEPUBのもっとも簡単な作成方法をわかりやすく解説するのが、本書『これだけでできるInDesignからEPUBの電子書籍を作る方法』です。



 個人で電子書籍を発行したいあなたにも、EPUBは朗報です。あなたはInDesignと無料のSigil、そして本書のノウハウがあれば、たったそれだけで端末を選ばないEPUB出版が可能になります。




 本書では、現在の電子書籍の現状を踏まえ、EPUBの基本的な仕組みを解説します。EPUBで指定できることと、ビューワーで実現できることの違いを理解していただき、InDesignでのEPUB書き出しのためのドキュメント作成方法をとりあげます。InDesignはCS3/CS4/CS5でEPUB書き出しに対応しましたが、バージョンによって設定方法が異なります。本書では各バージョン毎の違いをわかりやすくステップごとに説明していきます。
 現在、簡単に手に入れることができるEPUBビューワーには

iPhoneのStanza
iPhoneのiBooks
Firefoxのアドオン
Adobe Digital Editions

があります。このすべてのアプリで確実に開くEPUBの作成方法をあなたが身につけることが、『これだけでできるInDesignからEPUBの電子書籍を作る方法』のテーマです。
 EPUB作成を上司から、あるいはクライアントから求められてからノウハウを身につけるという泥縄的なやり方でもEPUBの作成は可能かもしれません。しかし少しのコツを知っていればEPUBの作成は難しくありません、あなたが知ったかぶりをしてオロオロしているあいだに、EPUB作成の依頼はあなたの脇を通り抜けてしまうかもしれません。
 この書籍は電子書籍の一般論ではありません。具体的にすぐに役に立つノウハウです。あなたはこの本があれば、InDesignからEPUBを作成して、電子書籍をすぐに配信することができるのです。
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手軽にダウンロードできるiPhoneアプリ版はこちらです。

■これだけでできるInDesignからEPUBの電子書籍を作る方法
[Incunabula Inc.]

Illustrator CS/CS2/CS3/CS4入稿データ作成講座 InDesignはCS3以降、EPUB書き出しに対応。しかしバージョンによって書き出し方が異なりそのままではEPUBビューワーでは思い通りに開きません。本書ではCS3/CS4/CS5からのEPUBの書き出し方法とフリーソフトのSigilでEPUBのXHTMLやスタイルシートの編集方法を解説。App Storeで「InDesign」で検索して下さい。

◆これだけでできるInDesignからEPUBの電子書籍を作る方法[iTunesプレビュー]
http://itunes.apple.com/jp/app/id426357649?mt=8

 

■『InDesignからEPUBの電子書籍を作る方法』を
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 InDesign CS3・CS4・CS5のそれぞれでガイドブックで使用したサンプルファイルを個別にご用意しました。InDesignでドキュメントを作成するときや、Sigilで編集した結果をデータで確認していただけます。実際にEPUBを作成して編集されるときに、思い通りにならない場合は、解説ページのデータをチェックしていただけます。

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*検証用のサンプルファイル。オリジナルのInDesignデータを各バージョン毎に保存してあります。そのまま開いてご確認いただけます。また、書き出したEPUBもSigilで編集する前と編集した後もEPUBもできるだけ収録するようにしました。



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『これだけでできるInDesignからEPUBの電子書籍を作る方法』のテキストPDFをページリンクを含めてAcrobatで電子書籍として閲覧していただけるPDFと、プリンタからプリントアウトしていただけるPDFの2つをご用意しました。

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→InDesignからEPUBの電子書籍を作る方法・CD無し版



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上高地 仁 著/A5/約160P/2010年05月24日初版/インクナブラ 刊行
PDF PDF設定ファイルとスクリーンブラウズ用PDFが収録されたCD付
定価:12,600円(内税:600円)

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DTP-S倶楽部会員価格:8,400円


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『トラブルでオタオタしないInDesign使いこなしの鉄則』
上高地 仁 著/A5/96P/2007年10月05日初版/インクナブラ 刊行
販売予約価格:4,515円
同時申込みのみの価格です    一般販売価格:3,150円
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