|
|
【2】動かす球 |
仕
様 |
6,000×4,500pixel/A3ノビサイズ/RGB |
画
像 |
42 images |
備
考 |
幻想的に表情豊かな球体をレイヤー上で自在に編集できます。劣化していないデータなので安心です。 |
制作者 |
東澤 雅晴 |
発売元 |
有限会社インクナブラ |
定
価 |
24,150円(内税:1,150円) |
一般価格:24,150円 DTP-S会員価格:16,905円
|
|
|
●「動かす球」の制作意図
この"動かす球"というコンセプトは以前から幾度となく試みてはいたのですがさまざまな技術的理由で、なかなか実現出来ませんでした。今回始めて、球の絵柄の位置を自由に動かす事が出来るようになり、周辺に文字などをのせる場合、納得のいくスペースをご自分で自由に作り出す事ができるようになりました。さらによく似たアングルであれば他の作品のバック素材を自由に持ってきて取り換え、色調を整え、何層にも半透明で重ねる表現が出来るようになりました。メインビジュアル自体を多少クローズアップしてお使いいただき、裁ち落としの状態でデザインすることも可能です。ですから従来のようなあらかじめ決められた画像を広告物に使用するという状態から、最もテーマにあった表現をデザイナー自らオリジナルとして簡単に作りだす時代に突入したと言えるのです。
この著作権フリー3DCGレイヤーPSD「動かす球」は雑誌、カタログなどの制作を中心とするマスコミ・広告宣伝業界、インターネット・CD-ROMなどの動画やデザインを中心とするマルチメディア関連業界、パッケージデザイン、販売助成物などの制作
を中心とした業界、その他ゲーム業界、など主にコンピューターを使ってデザインする仕事に携わる方々にお使いいただく事が出来ます。ところで、ここ数年ビジュアルクリエーターの置かれている環境は大きく変わりました。まず一番の大きな変化はスピード化です。従来、一つのテーマに数日をかけて取り組んでいた仕事も、今では数点のサムネールやカンプを丸1日で作ると云うことも珍しくなくなりました。そして、もう一つの変化はコストダウンです。従来であれば外部の方々の協力に
よって成り立っていたプレゼンテーションも現在は、予算の制約の中で企画を考える人、デザインする人自らが作り込んで行かなければなりません。さらに追い打ちをかけた大きな変化は著作権意識の芽生えです。カタログやポスターだけの使用のつもりで制作した広告作品の素材もインターネットを始めとする他のメディアで使用するとなると、改めて作者の了解を得なければなりません。当然、別費用もかかってきます。本来はデザイナーやプランナー自らが、さまざまな素材を時間をかけて制作する
ことが望ましいのですが、環境がそれを簡単にゆるしてはくれません。他にはないまったく新しい作品、全く 違う方向性の作品を短時間で多数必要となることも珍しくありません。この「動かす球」は一般的なCG作品の"球"を基本デザインにすえながら、意識してさまざまな違ったイメージの作品を制作しました。明るいイメージ、派手なイメージ、控えめでメインの商品やメッセージを引き立てるようなイメージなど、さまざまです。
●「動かす球」の使用方法と考え方
この「動かす球」の一番大きな特徴は、データーが6,000ピクセル×4,500ピクセルのフルCGで出来ていることです。1度拡大してよく見ていただければわかると思いますが、制作方法は人工的に合成したり加筆して作り込んだようなものではありません。いっさいがコンピューターグラフィクスのプログラミングの設定によって機械的にレンダリングされ、レイヤーで重ね合わされたものです。ですからレンダリングされた後、部分的な色彩の微調
整などはほとんど行われていません。他の作品と組み合わされ、一部加工される事により、最も制作テーマに沿った表現が短時間で可能になります。作品の良し悪しはご使用になるクリエーターの判断・個性にかなりの部分がゆだねられています。
つまり、用途や目的に合った作品に生まれ 変わった時、初めて完成する未完成の作品です。
あなたがオリジナル作品の作者です。
写真などの作品を背景に使うとなっても、具体的なイメージの写真作品は極端に 不似合いな色調に変更できるものではありません。ところが象徴的イメージのCG作品は固定的に最善の色調というものが存在しません。オリジナルがベストであるとだれもが断定できません。あるとするならば、成果の上がった作品とその素材はベストであり、使用されなかった作品はそれだけの作品なのかもしれません。また、その作品が検討遡上に上がっていたなら、それだけで十分役割を果たしていたことになります。いずれにしろイメージを固め、合成し、文字を打ち込んだあなたが最終の作者であることに変わりはありません。
●「動かす球」のイメージ変更方法
Photoshopなどで自由に色調を変更したり、他の"球の背景"などと重ね合わせたりしてお使いください。気に入った作品ならば無数の変更方法が考えられます。ただし全ての作品が色調を変更させやすく作られているわけではありません。このCD-ROMの色調・組み合わせが最善であると思える作品も数多くあります。上部だけを使用したり、動画の場合はズームインしたり、グラフィックデザインの場合は作品に合わせて、左右の面の縦横の比率を多少変更するのも一つの方法です。あるいは部分的に輝きを強調したり、特定のオブジェクトの色合いをかえるというのも、時には効果的な方法です。また、始めのラフではこの作品をそのまま使用し、採用が決定すれば細部を丁寧に作り変えていく、というのも現実的な方法です。
しかし、何も変更しない画像データーそのものを販売することはできません。著作権フリー3DCGレイヤーPSD「動かす球」はデジタルデータで出来ているため容易にコピーができます。しかしそのデータ自体、または極めてオリジナルに近い画像データーをそのまま販売することはできません。また、Tシャツ、筆箱などの絵柄として印刷し、製品として販売する場合などは、商法でいう再販にあたるため「インクナブラ」及び「東澤事務所」の了解がいります。 |
|
|