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上高地 仁 著/A5/112P/2001年2月22日初版発行/インクナブラ
刊行 |
Print: Microline 3050c |
定価:2,520円(内税:120円) |
一般販売価格:2,520円 DTP-S倶楽部会員価格:2,205円
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Professional-DTP誌に連載していた「DTPクレーム指南」という連載の後半部分をまとめたもの。デジタルの技術を知っているかどうかで、印刷の営業活動に大きく差がつくようになったこともあり、「印刷営業論」の部分だけ取り出してまとめることにした。印刷会社の在り方やこれからの考え方について述べている。
※Professional DTP誌1999年9月〜2000年6月まで「DTPクレーム指南」として連載したものです。 |
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新規開拓はもういらない
もう印刷業は成長しない/クライアントの担当者は印刷会社の営業に食傷している/どこで作っても印刷物の価格は変わらない/「量」の拡大から「質」の変化が求められている
成長ビジネスにシフトせよ
儲けは需給のバランスによって決まる/供給を独占するしかない/儲けは成長ビジネスの中にある/リスクがあるからリターンがある/印刷で培った技術を活かせ/「幸運の女神には後ろ髪がない」
PDFのマーケットは異業種との競争
統一ドキュメントフォーマットとしてのPDF/コストダウンがPDFの使命/ワークフローを取り込め/PDFと印刷と抱き合わせたワークフローを考える
Webビジネスの可能性―エクトリック・コマース―
大量に複製しなければならない印刷というメディア/印刷物の特性を合わせ持つWebというメディア/エレクトリック・コマースはますます増える/開くのは簡単でもビジネスのハードルは高い/成功事例をノウハウにしよう/インターネットの家庭への普及は近い
Webビジネスの可能性―印刷会社のバーチャルモール―
Webサポートからバーチャルモールの運営へ/モールはリスクが少ないビジネスだ/プロモーションの手法こそが成功の鍵/バーチャルモールは脱印刷の道をも開く/バーチャルでは信用がすべて
印刷の生産性向上はフルオートメーションで
労働生産性が低い印刷業界/いずれポストプレスも無人化される/やがてやって来る無人の印刷工場/独自で工夫するオートメーション化
PDFでの入稿はドウスル
DistillerのPDFは必ずしも出力用のPDFではない/フォントは埋め込んだほうがよい/TrueTypeフォントも埋め込める/埋め込みフォントは問題ないか/オリジナルのレイアウトデータは必要か
Webの印刷自動見積りは印刷会社を変えるか
値段があってなかった印刷代/旨みのある指名発注/発注金額を保証するために見積書の提出が必要になる/見積りの折衝には互いにコストがかかっている/自動見積りは指名発注見積りのリトマス試験紙だ/印刷見積りのオープン化は止まらない
印刷営業マンに必要なモノ・知恵・ワザ―お客さんから見た営業マン―
情報加工業と情報複製業の二つの側面/印刷物は無くならなくても間違いなく減る/「速い、安い、うまい」が全ての基本だ/ワークフローの変革を提案しよう/デジタル時代のビジネスパートナーになる
印刷営業マンに必要なモノ・知恵・ワザ―社内から見た営業マン―
現場からの提案を求める営業マン/現場はマーケットから遠い/棲み分けるためにはプラスアルファが必要/プラスアルファにもクリエイティビィティが必要だ新しいニーズはお客さんが知っている/世の中のニーズと現場をつなぐのは誰だ
第一部はProfessional-DTP誌に「DTPクレーム指南」として1999年9月号から2000年6月号まで掲載したものに加筆修正を加えたものです。
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DTP時代に求められる営業ツールとその使い方
印刷営業マンの「七つ道具」とは/DTPソフトのデータを理解する/営業マンにもコンピュータリテラシーが必要だ/ネットワークを使いこなせ/インターネットを活用する営業アプローチ/情報を発信できることこそが営業マンの魅力
商用ネットワークの活用はワークフローの変革とともに
高速の商用ネットワークが始まった/高速で安全な商用ネットワーク/分業化のカナメになるネットワークシステム/営業戦略ツールとしてのネットワークとは/制作データのデータベースアクセス/CTP化が要求するネットワーク/新たなワークフローにネットワークを組み込め
第二部の「DTP時代に求められる営業ツールとその使い方」はJAGATのプリンターズサークル誌の2000年3月号に、「商用ネットワークの活用はワークフローの変革とともに」は印刷情報誌の2000年3月号に掲載したものに加筆修正を加えたものです。
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