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PDFを出力するためには、まず必要なのかプリフライトです。
プリフライトして、PDFが出力に適しているかを知る必要があります。
Acrobatには印刷用のPDFかどうかを調べる機能が付いています。
PDFで入稿すれば、プリフライトでチェックして
問題がなければ出力すればいいわけです。
Acrobat 7.0 Proがあれば、PDFの出力は万全です。
Acrobat 7.0 Proのプリフライトには
デフォルトでいくつかのプロファイルが用途別に用意されています。
オフセット輪転機では
Webオフセット
でプリフライトし、枚葉の印刷機では
シートフィードオフセット
でプリフライトを実行してください。
これらのプロファイルはPDF/X-1aがどうかということもチェックしますが、
PDF/X-1a関係のエラーを無視すればそのまま使えます。
とはいえ、もっと詳しく調べたいときは、
プリフライトをカスタマイズしなければなりません。
しかし、カスタマイズするとなると
Acrobat 7.0 Proのプリフライトはそれほど簡単ではありません。
プリフライト条件を組み合わせて規則を作成しなければなりません。
ヒットするかどうかの検証も必要でしょう。
それに、「Webオフセット」も「シートフィードオフセット」も
アメリカの印刷業界の標準プロファイル
です。
必ずしも日本の印刷用の仕様にはなっていません。
ある程度はプリフライトできますが、「思い通り」というわけにはいきません。
Acrobat 7.0 Proを持っていても、プリフライト機能を実際には使わずに
「封印した」ままの方も多いのでしないでしょうか。
あなたはどうですか?
本来であれば、○○○が日本の印刷標準に合わせた
プロファイルを提供するべきでしょう。
アメリカで作成したものをそのまま翻訳だけして
日本語版にしても、
「実用性はどうよ?」
って思いませんか?
そこで、日本の印刷環境で使いやすい
そして実用性のあるプロファイルを作成しました。
たとえば、「Webオフセット」も「シートフィードオフセット」では
インキの最大使用量を調べる規則があります。
ところがこの規則、実は塗りや線のグラフィックのインキ量しか調べていません。
つまりインキ量がオーバーしたときにもっともトラブルになる
肝心の「画像」の最大インキ量は調べないわけです。
もし、枚葉印刷用に「Japan Color 2001 Coated」で変換した画像を
オフセット輪転機で印刷したら、どうなりますか?
その場合、シャドウ部が潰れてしまうわけですね。
そういう重要なエラーを調べる規則がデフォルトのプロファイルには
含まれていないわけです。
「プリフライトで画像の最大インキ使用量は調べられるのか?」
って、実はそれが簡単に調べられるんですよ。
こんな当たり前の、あってしかるべき規則が、
なぜ、デフォルトのプロファイルに含まれていないのか、不思議な話ですね。
Acrobat 7.0 Proのプリフライト機能は
日本の印刷環境に合わせた実用的なプロファイル
があれば実務でそのまま利用できます。
プリフライトの機能としては、非常に良くできています。
適切なプリフライト規則さえ作成できれば、
カスタマイズも簡単です。
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当社の業務内容に合致していたので、セミナーに参加しました。7.0ではプリフライト機能が強化されていますが、セミナーに参加してプロファイルの編集方法、カスタマイズ方法がよく理解できました。いままで感覚的に行っていたAcrobatでの作業の意味が理解でき、たいへん有益でした。(京都市:O.H様) |
PDFで入稿し出力するワークフローに変更するために、セミナーに参加しました。セミナーに参加して、いままでうまくいかなかった部分の検証が理解でき、いままで抱えていた問題が解決できました。プリフライトは、とても機能強化されているので、うまく活用して今後の仕事に役立てたいと思っています。セミナーで使ったサンプルファイルやプリフライトプロファイルは活用できそうです。(京都市:N.O様) |
支給されたPDFからできるだけ早く出力に適したPDFを作りたいと思い参加しました。いままでRGBカラーやフォントなど、個別にプリフライトしていました。このセミナーに参加して、プリフライトプロファイルを効率よく運用できそうです。プリフライトのポイントが理解できたので、自社で利用するプリフライトプロファイルを作成し、PDF出力ワークフローを充実させたいと考えています。(岡山県:M.N様) |
独学でAcrobatを使用しているので、より有効な使い方を再確認するためにセミナーに参加しました。Acrobat
7.0 Proのプリフライトにあるドロップレットの機能は、うまく活用すれば、効率の良くプリフライトを処理できると思いました。(京都市:H.O様) |
PDFに関する実務的な知識を知りたいと思い、セミナーに参加しました。プリフライトについては、調べる要素が多いので、自分ですべてを検証するのに限界を感じていました。セミナーに参加して、デフォルトのプロファイルの詳細と問題点がよくわかりました。プリフライトの内容に矛盾がある点や、ローカライズがけっこう杜撰なことに驚きました。(京都市:M.H様) |
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サンプルPDFを用意しました。
サンプルPDFには、『Acrobat 7.0 Proプリフライト徹底解析講座』の「第一章 プリフライトの使い方と仕組み」が収録されています。
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■サンプルPDFのダウンロード |
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<< ダウンロードする(約5.5MB) |
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Acrobat 7.0 Proプリフライト徹底解析講座
上高地 仁 著/A4/約116P/2006年06月14日初版発行予定/インクナブラ 刊行 |
アプリケーション別CMYK実践プリフライトプロファイルデータ。
『Acrobat 7.0 Proプリフライト徹底解析講座』の印刷PDF。
Illustrator:CMYK実践プロファイル7
InDesign:CMYK実践プロファイル7
QuarkXPress:CMYK実践プロファイル7
Word:CMYK実践プロファイル7
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販売価格:29,400円(内税:1,400円) |
一般販売価格:29,400円 DTP-S倶楽部会員価格:26,250円
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